赤いパスポート



去年、パスポートをつくる機会があり




五年か十年のものにするか考えたときに、なんとなく十年有効期限のある赤いパスポートのほうにした。




これからの私の人生の飛躍を願う意味も込めて。




10代や20代の頃は思いつきとひらめきだけですぐに飛び込む事ができてたし勇気もあった。




知らない国に飛び込むことにも躊躇はなかった。




家庭に入ってからは、家族のことが最優先となり、チャレンジすることをしなくなったなぁ〜って思う。




離婚してからは、1日1日が必死過ぎていっぱいいっぱいの数年間だったし。




でも、それは決して家族のせいじゃあないんだよね。私自身が自分の感覚を麻痺させて、今のこの状況がベストなのだと信じ込もうとしてただけ。今はこれで良いのだと。




人はいつだって、どんな状況だって、チャレンジしようと思えばできるのにね。そのバイタリティが今の自分には無いと思ってた……というか、そう思う方が楽な道を行けると信じ込みたかった?かな?




もっとアグレッシブで無鉄砲で破天荒なはずだった、本来の自分は。




だからといって、さぁ、これを始めるぞ!って明確に決まってるわけじゃあないけど、赤いパスポートのおかげで少し自分を見つめ直すいい機会になったかも。




自分の心の奥底に潜むものと対峙できた気がして、心に火が灯った感じ。この感情と感覚を忘れないように書き留めたかったのです。